一つ目小僧と瓢箪 性と犠牲のフォ-クロア [ 飯島吉晴 ]
性と犠牲のフォークロア 飯島吉晴 新曜社ヒトツメ コゾウ ト ヒョウタン イイジマ,ヨシハル 発行年月:2001年11月 ページ数:473p サイズ:単行本 ISBN:9784788507852 飯島吉晴(イイジマヨシハル) 1951年、千葉県生まれ。
1974年、東京教育大学文学部卒業。
民俗学専攻。
現在、天理大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 一つ目小僧とタタラ(放浪人と一つ目小僧ー共同体とその外部/タタラと錬金術ー物質変容の精神史/目の民俗/柳田国男の妖怪論)/2 裸回りと柱の民俗(裸周りの民俗/日本の柱信仰ー世界樹としての柱/神話のこころ・性の原風景ー裸回り・覗き見の神話学)/3 性の神と家の神(性の神/「火伏せ」の呪物ー建築儀礼と性的風習/陸前の竈神信仰ー竈神の性格と儀礼を中心に/薩南の火の神祭り/烏枢沙摩明王と厠神/住居のアルケオロジーー「家の神」からみた住まいの原初形態)/4 異人と闇の民俗(祭りと夜ー闇のフォークロア/異人歓待・殺戮の伝説/瓢箪の民俗学ー虚実のあわいをめぐって) 裸回り、火伏せなどの性的儀礼から、一つ目小僧や異人殺戮、さらに瓢箪、蝶などをめぐる民間伝承のなかに、性と犠牲が民俗社会でもった宇宙論的な意味と現代にまでつながる意味をさぐる。
本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣
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